気持ちを聞いてもらう経験

運動会が雨で延期になっての翌日に、学校休もうかな、ってお母さんに気持ちを聞いてもらったエピソードを伺いました。

毎日の練習こなして、やっと解放されると思ったのに延期になってまた練習しないといけない、、、

はぁーってため息が出そうな気持ち、想像されます。

このように、子どもたちから出た様々な思い、休みたいだとか辞めたいだとか、嫌なことがあったとか。

聞いた大人はどんな気持ちになるでしょうか。

解決したくなったり、何か的確なアドバイスを、と思ったり。

願いを叶えないとという前提からそれを叶えるわけにはいかないし、と焦る気持ちや

どうしようと不安になったりもするかもしれません。

子どもたちは、言ったことを叶えてほしいとか、解決してもらいたいばっかりではないのかもしれません。

ただ、気持ちを聞いてもらいたい。

気持ちを吐き出すことでスッキリしたり、次へ向かうことができたりするのではないでしょうか。

学生時代に学校生活や部活などで仲間同士もう辞めようか、などと

愚痴りながら翌日の力にしていた経験をお持ちの方もおられるのではと思います。

そんなことも思い出しながら、お子さんたちの気持ちをただ聞く、というのをやってみてもらえたらな、と思います。

聞いてもらえた経験は、相手の話を聞く、という力にも繋がっていくのではと思います。

公認心理師/臨床発達心理士

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