チャレンジしたからこそ
子どもたちが何か新たなことにチャレンジしているとき、
イライラが見られたり、怒りっぽくなるということがよくあります。
何かにチャレンジしてみたけれど、
思うようにいかなかった、思うような反応が得られなかった、
といった感じでしょうか。
行かなかったところに行ってみた、
友だちを誘ってみた、やっていなかったことにチャレンジした、などなど。
チャレンジすれば葛藤が生まれるのは自然なことなのかもしれません。
身近な大人としては普段、
子どもたちが機嫌よく過ごしていると安心だし、嬉しい気持ちになるのかなと思います。
一方で、イライラしたり、怒りっぽくなっていたりする姿を目にすると、
何かあったのかなと心配になったり、解決したい気持ちになるのかもしれません。
お家では、いろんな顔を見せたり表現できるのは
最も安心できる場所だからこそ、なのかなと思います。
自分が機嫌が悪くても、
相手はどう思うか?相手に悪くないか?などの
気遣いをしなくてもいいところ、とも言えます。
そういう環境があるからこそ、
新しいことにチャレンジしてみようという意欲が沸くのではないでしょうか。
チャレンジしたからこそ、いろんな感情になり、
そのことと葛藤した上で次はどうするか、
自分で考え選択する経験につながるとも言えます。
子どもたちの新しいチャレンジに、まわりは見守り、応援できたらなと思います。
公認心理師/臨床発達心理士
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