長い目で

暑い暑いと言っていたのに、

急に気温が下がってきました。

運動会シーズンもそろそろ終わりでしょうか。

今年も、子どもたちの練習場面を目にしたり、

保護者の方のお話を伺う中、

1年前とは違う子どもたちの姿に感心したり、感動をもらいました。

昨年は運動会の練習を嫌がってその場から離れていたのが、

今年は先生を頼りに練習をやってみようとするなど。

慣れるって、大事だな、安心してから始まるんだな、

自分で決めたからだな、

見通しがついたのかな、など感じています。

2学期に入ってから、

1年生の教室で初めて気付かれて声をかけられることもあります。

1学期も会っていたけれど、

まわりをみる余裕がなかったんだな、

学校に慣れて余裕ができたんだな、と改めて思うこともありました。

大人はつい、今、この時にやってほしい、

参加してほしいと気持ちが焦って結果を急ぎすぎるのかもしれません。

今年小学校初めての運動会だったお子さんも、

来年はまた、違う姿を見せてくれるのではと思います。

そしてそのまた1年先、2年先、、、と。

子どもたちは日々、経験を積んで感じて考えています。

その力を信じて、

見守れる大人でいたいな、と再認識させてもらいました。

公認心理師/臨床発達心理士

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