柔軟に
「従来の座ったままの会議では当たり前の発想から抜け出せない」
と「身体を刺激する会議室」として車座になれるようブランコ5席を設置した会議室を作った会社が紹介されていました。
ABW(アクティビティ ベースド ワーキング)の考え方(社員が仕事内容によって働く場所や時間を選べる)は
オランダで30年ほど前に提唱され、日本には10年ほど前に入ってきて、コロナ禍を経て
多様な価値観を持つ社員を柔軟に受け止めるオフィスへのニーズが高まっているとのことでした。
身体を刺激する会議室、っていいなあと思いました。
身体を動かすとやる気スイッチが入りやすい、
考え事をするとき、部屋の中でもウロウロ歩きながらの方が発想が湧きやすい、など言われています。
「多様な価値観を持つ社員」はそのまま「多様な個性の子どもたち」に繋がるようにも思います。
学校での授業中の様子ひとつをとっても、
授業中、じっと耳を傾けて先生のお話を聞くタイプもいますが、
鉛筆や消しゴムを触ったり、他のページを捲ったりしながらの方が集中してお話が聞けるタイプもいます。
ながらの方が集中して聞ける子が
じっとして、と注意されてしまうと、
本来のお話を聞いてほしい目的から離れてしまいますよね。
それぞれにあったやり方があることを知ってもらって、
自分に合ったやり方が選べるといいなあと思います。
公認心理師/臨床発達心理士
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