点だけでなく線や面で
運動会など、行事があるときは特に、いつも子どもたちから教わることがあります。
例えば、年少さんの時は、練習が始まるとお家でイライラしたり行き渋りがあったりして、
年中さんになると去年より少しマシかな?と思って当日、ふざけたり恥ずかしがってやらなかったり。
そして年長さんになると練習や当日に自発的にチャレンジしている姿がある、といった風に。
年少、年中、年長と3年かけて成長していく姿に出会います。
このように子どもたちは発達段階に合った姿を見せてくれているのかな、と感じます。
自分で精一杯の年少さん、
周りが見えてきて恥ずかしさや、うまくやりたい気持ちとできないもどかしさも感じる年中さん、
自分のクラス、という意識や保護者の方に見てもらいたい気持ちが育ってくる年長さん。
個人差はもちろんありますが、それぞれのタイミングがあることに変わりはありません。
あの時、あんなに悩んだり焦らなくてもよかったなーって振り返ることもあるのかもしれません。
小学校、中学校、人生という目でみるとなおさら。
私たち大人は、その時の点だけじゃなく、
そこからつながる線や面を見通して子どもたちを応援できるといいなと思います。
公認心理師/臨床発達心理士
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