好きなことを知ってもらう

前回、慣れる、ということについてお話しました。

お子さんを託す側としては、少しでも早く慣れてほしいと思われるのではと思います。

新しい所属先や進級によって出会う新しい大人に

あれもこれも伝えとかなくては、と考えるかもしれません。

そんな時、どうしても苦手なことや、

困るだろうと思われることなどを伝えがちになるのかな、と思います。

お子さんたちが、早く慣れるには、

新しい大人と早く仲良くなってもらうのがよいのではと考えます。

それには、お子さんの好きなこと、

興味のあることを伝えてみるのがよいかもしれません。

「え?僕の私の好きなこと知ってるん?」とぐっと距離が近づくのかなと思います。

新しく出会う大人に、

お子さんのことを「〇〇はこんな子です」と紹介するつもりでお伝えできるといい、と

お聞きしたことがあります。

そう考えるとイメージしやすいなあと思いました。

小さいお子さんの場合は

寝る時のクセやおなかが空いたとき、眠たいとき、

どんな様子になるかなども合わせてお伝えしてみることをお勧めします。

それも、お子さんたちが、わかってもらっている、と

信頼を寄せやすいのではと思うからです。

早く仲良くなってもらうことを目標に、何を伝えるか、を考えてみませんか。

公認心理師/臨床発達心理士

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親子スペース むう

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