お金のこと パート2
お金に関してのお話をもう少ししてみたいと思います。
実際にお金を扱うとき、量の概念が大事になってくるのかな、と思います。
300円でどのくらいのおやつが買えるのか?
1ヶ月5000円のお小遣いをどんな風に分配して使えばいい?
などには量の概念が大きく関係しています。
10円玉が10個で100円というイメージが、
10円玉と100円玉を見た時にイメージできるか?
学校で出会う計算は数の羅列で
そこに量的なイメージを合わせなくても機械的に計算ができてしまいます。
なので、生活の中で、量の経験を積んでいけるといいなと思います。
たとえば、1000円札を持ってお買い物に行き、
何をどれくらい買えたかを体験する、
10cmがどれくらいで100cmはどれくらいを測ってみる、
1000円札を100円玉に両替する、さらに10円玉に両替する、
実際のジュースやポテトチップスなどのお菓子で、
数を数えて、ではなくだいたいに等分する、
配膳のときに、もうちょっと多く、もうちょっと少なく、を体験する、
砂場で山崩しであそぶ、
なども量の体験になりそうですね。
量の経験を通して、量が実感できると、
お金を扱う時にあれこれ考える助けになるのかな、と思います。
公認心理師/臨床発達心理士
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