環境にアプローチする
毎日同じことを言っても改善されない、つい注意してしまうけどやめない、、
お子さんとの日々で思い当たることはありませんか?
朝の着替えがなかなか進まない、食事のとき姿勢が崩れる、などなど。
毎日同じことを言うのも疲れてしまうのではないでしょうか。
何回言っても改善されない場合は、環境を変えてみる、ということをお勧めします。
例えば、朝の着替えがなかなか進まないとき。
お家にはお子さんのお気に入りのものや普段活動しているものなど
気になるものがまわりにたくさんありますよね。
着替えという単調な作業よりも面白いものが目についちゃうんです。
なので、着替えブースとして家具や壁に囲まれたスペースを作って刺激を減らし、
今やるべきことだけ用意する。
その時、「秘密基地」などネーミングするのも特別感があってよいかも。
食事の時、姿勢が崩れるのは、
お箸を操作するのに集中するため、姿勢を保持することに力を割けないとも考えられます。
なので低反発クッションで支えを助けてもらったり、
イボイボの座面で座っている感覚が得られやすくするなど、座面を工夫してみる。
これはどれがやりやすいかお子さんと相談されることをお勧めします。
お菓子やアイスをもらえるまでごねる、というのに
「買わない」と決めたお話も伺いました。
どれも、言って聞かせるのではなく、環境にアプローチするやり方です。
何か困っていることがあれば、一度環境にアプローチするやり方を考えてみませんか。
公認心理師/臨床発達心理士
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