おおらかに

以前、おはしの持ち方にまつわるコメントを見たことがあります。

その方は子どものころから何回も、おはしの持ち方の練習を試みたそうですが、

結局うまく持てないまま今に至る、とのことでした。

日本人はおはしの持ち方に厳しすぎないか?

と投げかけておられました。

正しく?持てなくても誰にも迷惑をかけているわけではないし、

努力してもできないこともある、

もう少しおおらかに見てもらえないだろうか、、

おおらかに見てくれる世の中だと、

もう少し過ごしやすくなるのでは、と書かれていました。

確かに、これはそうするもの、という固定概念に囚われて、

本当にそうなのだろうか?と

根本から考えることすら思いつかないことって世の中にあるのかな、と思いました。

その方も書かれていましたが、

おはしの持ち方について、マナーと言われるかもしれないけれど、

音を立てて食べる、など不快に思う人もいる、という類でもないし、

食べている本人がそれでいいのであれば取り立てて目くじらをたてることもないのかな。

大人は子どもたちが大きくなった時に困らないように、との思いから、

心配してあれこれ獲得してほしいと思うこともあるのかもしれません。

でも、もう少し視点を変えて、

ありのままを受け入れるおおらかさがあると、また違った関わりが生まれそうに思います。

公認心理師/臨床発達心理士

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親子スペース むう

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