療育とは
「療育に行った方がいいよ」
「療育先を探して通ってください」
「療育受けていますか」などなど、
言われることがあると思います。
ではでは、療育って何でしょう?
具体的にはどんなことを意味するのでしょうか。
よく思われているのは、
苦手なこと、できないことに着目して、練習してできるようになること。
いわゆる、一昔前に言われていた、リハビリテーションのイメージでしょうか。
今、心理学の世界では、療育の定義は
「子どもの困難に対し、治療や困難の消失を目指すのではなく、
個々の特徴に合わせて暮らしやすい環境を作り、
適応力を育てることで困難を軽減していくこと」
とあります。
自分の得意不得意を知り、
環境調整をして、
不得意に対して助けを求めたり、
回避するスキルを身に付けたり、
得意を生かす、
それを療育というのだと思います。
例えば、苦手な課題があるとき、
それをできるようになることを目指すのではなく、
できないことがあってもいい、
ということに気づくこと。
助けて、手伝って、
とSOSを出していいことを知ってもらうことが、療育なのだと思います。
子どもたちが、自分を知り、対処法を知り、
自分とは違う人の存在に気づき
共に生きていけたらいいなあ。
むうでは、そういう経験を積み重ねていけたらと考えています。
公認心理師
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親子スペース むう
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