お母さんは白黒つけなくていい
新学期が始まりましたね。
今回の冬休みは祝日の関係でいつもより長かったのではと思います。
長いお休みの間、きょうだい喧嘩に悩まされた方もおられるのではないでしょうか。
きょうだい喧嘩は、それぞれが自分の言い分を訴えます。
こんなとき、大人が、どっちの主張が正しいか、どっちが正当かという視点で話を聞くとします。
子どもたちはその大人の反応から、ますます、自分の正当性や主張が正しいことを訴えようとするのではないでしょうか。
言い分、というのは、それぞれの人の数だけあるんですよね。
主観、とも言えるでしょうか。
なので、きょうだい喧嘩に関わる大人はそれぞれの主張に対して、正しいか正しくないかをジャッジする必要はありません。
余裕があるときは、それぞれの言い分を整理する。
〇〇くんはこう思ったんだね、〇〇ちゃんはこう思ったんだね、って。
そしてあとはお互いに考えてもらったり、話し合ってもらう
大人の評価から離れたところで自分の気持ちを整理して、相手の言い分を考える。そんな経験を積んでもらえたら。
お母さんが、どっちが正しいかまちがっているか、白黒つけなくていいんです。
とても関わる気力ありません、ってときはふたりで話し合ってねーでいいと思います!
落ち着いたら声かけてねーって伝えて、イヤフォンや違うお部屋に避難もよいと思います!
公認心理師/臨床発達心理士
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