待つ
連休が明けて、そろそろリズムが戻ってきたところでしょうか。
新しい環境に慣れていく時期、お子さんたちは、おうちでさまざまな姿を見せることもあるかもしれません。
お子さんが思い通りにならない時に泣き叫んでどうにもならない、
というお話を伺いました。
なんとか宥めようとか、
気をそらそうとかやってみるけれどうまくいかない。
思い切って、落ち着いたら話きくね、と伝えて
離れてみたとのこと。
離れてはみたものの、心配で気になって、
何回も見に行こうとして思い留まっていたところ、
しばらくして「ママ、落ち着いたからお話聞いて」とお子さんがもどってきたそうです。
びっくりして嬉しくて、聴く聴く!となったというエピソードにほっこりしました。
ひとりになって、まわりからのことばから離れたことで、
自分の気持ちとじっくり向きあえたのかもしれません。
ことばを聞いてしまうと、それに応えようとするために
余計に混乱することも考えられます。
そばから離れることが難しい場合は
黙ってそばにいる、というのもやってみてもよいかもしれません。
おなじような場面に出会ったときに、一度試してみてはいかがでしょうか。
公認心理師/臨床発達心理士
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