こだわりにどう付き合う??~スケジュール編~
新規場面や変化に敏感でとっても不安になる子どもたちがいます。
そういう子どもたちにとって、毎日のルーティンがあると安心です。毎日のルーティンを頼りに生活しています。
でも、ひとはひとりで存在していないので、まわりの状況によって毎日のルーティンが崩れることもあります。
それを踏まえた上で、スケジュールの場合も間口を広げるやり方があります。
スケジュールAが定着したら、スケジュールBを用意します。少しだけ変えて練習します。慣れたらスケジュールCを用意します。
そうやって、
「こんな日やあんな日があるけど大丈夫だった」
経験を積めたら。
スケジュールのこだわりには、実は周りが気づかず作ってしまうこともあります。
例えば、お楽しみのところに出かける曜日をいつも同じに固定すると、その曜日に行けなかった時に混乱します。
なので初めからお楽しみのおでかけをアトランダムな曜日に設定する、などはこだわりを作らない付き合い方になります。
間口を広げること、先を見越してスケジューリングすることも知ってもらえたらと思います。
公認心理師
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